対自核

セラピーの一環としての自分語り

燐寸

 モーニング文化が盛んな地域に住んでいることもあって、休みの朝に意味もなく

茶店に行くんですわ。

珈琲とトースト(絶対に小倉じゃないとイヤなんです)、あと、ゆで卵が目の前に展開

されると、ああ生きててよかったなあとしみじみと思うわけですね。

 

若い頃は喫煙者であったゆえ、当然のごとくライターを持っていましたが、

・・・しかし今や電子タバコの時代になって火器を持ち歩いている者も少数になった

っすね。

で、ライターは当然あるわけなんですけど、喫茶店のマッチを集めることに異常な関心

を持った時期があって、やたらと集めていたことがあります。

 

今回一部発掘されたので公開したいと思います。誰得なのかわかんないけど。

 

【ふろやの隣り】

 

写真がとんでもなく下手なのは許してもらいたい。めんどくさいから撮り直しとか

しないのだ。

そしてこの 「ふろやの隣り」 なわけだが、本当に銭湯のとなりに位置しているという

”そのままとは恐れ入った” というロケーションだった。

さて、その実態なのだが、おもむろに店内に入り、なぜかとんかつを頼んでしまった

のがすべての間違いだった。

いや、出されたとんかつはおいしかったのだが、ふろやの隣りの女将さん(たぶん)

が、やたらとご飯のおかわりを勧めて、というか強要するのだ。

「いや・・・もうさすがに3杯とか無理なんすけど」などという悲痛な訴えも

「若いんだからもっといけるでしょ。ほら。」とあっさりと退けられてしまう有様。

いや・・・わんこそばじゃないんだから・・・。

 

しばらくしてかなり覚悟を決めて再訪したんですけど、すでにつぶれてました。

まあいろいろありますからね。

 

次行くっす。

 

【木曜日】

 

ここはわりと有名なんじゃないかと思うんですけど。

1階がコーヒー2階が紅茶専門っていう、いや逆だったかな?

まっそんなカンジのところでコーヒーも紅茶もおいしくて素晴らしい雰囲気の

お店だったっす。よく行きました。誰かのブログで近年惜しまれつつ閉店された

と見た記憶があります。マッチのデザインも素晴らしいものがあって勝手にTシャツに

して部屋着にしてました。今も着てるけど。あまりにボロボロになったんで

お見せできません。

 

 

【海を見ていた午後】

 

店内はユーミンだらけでした。そりゃそうだわな。

なんかあんまり記憶が無い。

 

 

【10時と3時】

 

ここは我たちのアジトでしたね。

誰かが(ってもたいてい僕なんですが)何かやらかすと、ここに集合して額を寄せ合い

いろいろ対策を練る、といった行為を繰り返していました。

まあ、「大学辞めちった」とか「車ぶつけちまったんだけどさー」とかそんなこと

なんですけどね所詮は。

 

 

【青春は最後のおとぎ話】

 

やたら天井が高かったことくらいしか覚えてないすね。

なんかカッコいいからとりあえず。

 

 

あとまだまだ発掘されそうな予感がビビッと来てるんですけど、途中で例によって

探すのめんどくさくなったんでこれくらいで。

 

 

マッチを擦る行為ってなんか気持ちいいものありますけどね。

しかし、平成後期生産の若い衆にはマッチなんて存在知らんかもしれんすねえ。