対自核

セラピーの一環としての自分語り

「マグロ様」

 以前、狂ったように行っていた喫茶店に久しぶりに顔を出す。

マスターに一瞬、誰?みたいなカンジの顔をされる。

まだコーヒーチケット残ってて安心。

 

めっちゃ久しぶりだねえ、などという会話をジィさんバァさんで満席の店内でする。

前は家族総出で訪問してたのだが、妻の調子が悪く、通院の帰りとかに寄ったり

していたころだからずいぶんと時間が経ってしまった。

 

その間にお昼から仕事って時があったので、ひとりで訪問し、軽くサンドウィッチを

いただいたことがあったが、それ以来か....。

半年以上間隔が開いてしまった。

 

で、今回、髪の毛を切りに行った帰りに、久しぶりに寄るかなっていうカンジで。

 

以前は家族で来ていた ⇒ 奥さんの調子がかなり悪そう(検査結果待ちみたいな時期

だった)⇒ 途中スーツでひとりで現れるが特に何も話さず退店(仕事行かないと)⇒

しばらくしてソロで来る......。

 

何かマスターの脳内でストーリーが作り上げられていて、いきなりお悔やみを申し上げ

られるということに。

 

いや....相方、僕より元気なんすけど。

 

まあ....僕の近況説明もアレで、「ちょっと最近(ほかのサテンに)浮気してましてね」

などと話をややこしくするようなこと言うからまた。

僕のあかんクセで、主語すっ飛ばすっていうのがあるんですけど。で、相手と話かみ

合わないことありますね。いきなり主語抜き、違う話をくっつけるとかやっちゃうん

で。迷惑なヤツだわさ。

しかしこれは一種の病気なんですかねえ....。

 

で、すっかり独り者にされてしまったワタクシではありますが、しばらくおもしろいん

で寡ということにしようかと思ったんですけど、それも面倒なことになりそうな予感が

ものすごくするんで、普通に説明しました。

 

でも、近所に住んでますよとしか言ってなくて、チケットの名前にも「マグロ様」と

書いてあるような状態において、さて、帰るか、という時に「マグロさんまたねー」

とか送り出されるたび、じっちゃんばっちゃんから、「あ?!」みたいな視線を受け

るのってどうなのか。いいのかそれで。

せめて「間黒」にしてもらおうかな。ブラックジャックみたいでカッコいいし。

 

いや、そういう問題でもないすね。