対自核

セラピーの一環としての自分語り

修行の旅

 これはいくらなんでもさすがに寒すぎなのでは・・・加えて風がやたら強いため、

体感温度マイナスなのではないか。

 

そんな日にやむにやまれぬ事情により、とある地方に旅立つことになったっす。

 

 さて、NGY駅の銀時計に集合(NGY人はたいてい銀か金の時計になぜか集まるの

だ)だったんですけど、遅れてくるオバ様がいたりして、定時より若干遅れて

出発、ト、ここまでもう絵に描いたような親睦旅行のテンプレ、「やっぱりな」と

いう王道的な光景がはやくも繰り広げられていたのだった。 

 

 行程はバスで移動、しかしなぜか暖房があまり効いていないという初手から罰ゲームみたいなことになっていて、さらにキンキンに冷えたビールが配られるという悪夢の

ような展開。

あれ、なんでなんすかね。ドライバーさんが寝ちゃうからなんすかねえ。あんま暖かい

と危ないとかあるんすかねえ。

 

とか考えているうちに某夫婦岩がある、とある場所に到着。

またこれがトンでもないくらいの強風なんですわ。その中、海岸線を黙々と歩き、

お参りしてくるという修行。

 

嵐じゃねーか

 

まあなんとか無事に妙に車内がいまだ生ぬるいバスに生還、もうとっとと次行って次、

みたいな雰囲気が充満する中、「もう冷えたビールはええすわ配らんといてーな」

とかそんなカンジで添乗員に文句を言っているうちに到着ですわ。セミファイナル

イベント会場に。

「カキ食べ放題」

いや・・・そんなにカキ好きでもないんすけど。しかしそこはそれ、そんな人はあまり

いないようで、みなさんけっこう乗り気に。どんよりとした空から晴れ間が・・・

みたいな気配が。

しかしここでカキ小屋までの送迎バスがなぜか来ないというアクシデントが発生。

どうせ首尾よくいくわけねーだろって予感が見事に的中。「はいはい。そうでしょう、

そうでしょう。」もう開き直りですわ。オバちゃんがひとり道案内にやってきただけ

っていうね。徒歩ですか。そうですか。

 

しかしやたら寒いな今日は・・・とダラダラと歩きだした途端、ワタクシは目を見張っ

てしまったね。何もない風景。THE INAKA。これなんだよ!これが見たかったんだ

よ!と小躍りしてしまいましたね。やっぱ田舎育ちには原風景というか何というか。

1000いいね!差し上げたい。

 

そうそう。こういうのでいいんだよ。こういうので。

 

牡蠣はそんな好きでも嫌いでもないので特に感想は無いス。田舎の写真撮りまくって

たら、一行とはぐれてしまい、なんとか小屋にたどりついたら、みそ汁が冷えっ冷え

になっているという悲しいことに。

まあいいんですけどね。

だから寒いからキンキンに冷えたビールは要らんってーの。

牡蠣じゃなくてビールに当たるでしょうが!

 

悪態ばかりついてても仕方ないので90分間耐えきり、またバスに戻るっす。

 

 しばらくバスに揺られ、いよいよメインのパワースポットに到着。強風に

はためく日本国旗が凛々しい。

お参りさせていだたいた後は、おみやげを買わなアカンので(今回、代理参加なので

おみやげを買って帰るというのが重大なミッションなのだ)、いろいろと定番含め

見て回るんですが、カキ小屋では、なかなか時間が過ぎないのと真逆であっという間に

集合時間が迫るという理不尽さ・・・。まっ、あるあるでしょうかねえこれは。

 

AKFKを求め群がる皆様

 

しかし平日というのに、あっという間に赤〇が売れていく様は驚異ですわ。いきなり

売り切れの札が掲げられていくのが凄い。そんな中、何の躊躇もなく〇福を20箱くらい

注文するという悪魔のような所業を行い、周囲の目が痛い。いや、たぶん気のせい。

 

天照大御神様プロデュースのスタバはシブいな!

 

 なんとかお土産を確保した後は、またまた某神社へお参りという流れ。禊ツアーなん

ですかね今回は。

 

 

そしてそこで我々は見た。

これは・・・召喚でしょ。これはキテます。

 

聖なる地でアホなこと言ってるとバチが当たりそうなので、普通にお賽銭入れて拝んで

まいりました。

 

 

 しかし寒かった。寒の戻りの極寒の日に外をうろつかねばならないのは、

普段の不徳の致すところなのか。

 

たぶんそうだと思います。いい修行になりました。

 

なんだかんだ言ってけっこう楽しかったっす。

 

寒かったけど。