対自核

セラピーの一環としての自分語り

単純な男の話

 ようやく仕事も片付いて時間が空いたので、今日は半休で帰れるな、っていう

時に限って何かが起きてしまう。

 

「ヨシ!14時だな、帰るか!じゃっ!そういうことで!!」

「あの・・・打合せ用のPCが立ち上がらないんですが・・・」

「そう・・・」

「はい・・・」

 

(うわッ!これはマザー死んでるんじゃねーかな・・・)

「何とかなりそうですか・・・明日大事な打ち合わせがあるんですが・・・」

「うーん。。。。これはもうダメだねぇ。一緒に手を合わせようか。成仏できると

いいねえ。」

「あの・・・」

「明日大事な打ち合わせがあるんだったね」

「はい・・・」

「・・・・うんそうだね」

 

 

 

「あれ?帰らないんですか?」

(帰らないんじゃなくて帰れねーんだよなあ・・・)「まあいろいろとね」

 

 

 

「じゃあお先でーす」

「はいはい気を付けて帰るのだよ ってもう18時なのか」

 

秘蔵の代替PCをここぞと封印を解き、環境の再構築を試みるも、

(再インストール終わんねーじゃねーかよ!どんだけ重いんだよここのサーバーは)

イメージ化しておいたソフトがどっかいってしまった、っていうかたぶん消しちゃった

ので落とすところからなのだ。

 

終わった!ようやっと終わった!!再構築完了した!もう日付変わるじゃねーか!

どんだけ時間かかるんだアホか!

 

で、家に帰るとみんな寝てますわな。もうやっとられんすわ。何が半休だ。

いやーやっぱこの会社なんか憑かれてるわ、ダメだ話にならん。

・・・ってなってからどんだけ経ってるんだっていうことなんですけど。

 

 

 

「あの・・・・打合せ無事終了しました。ありがとうございました。」

「良かったね。。。ん?なにこれ?」

「アメちゃんです笑」

 

 

うーん。。。もうちょっと粘るかあ。。。