さて、年末に読む本探しなのだが、これが難航しているのだ。
理由として、趣味嗜好がけっこう偏っているっていうのもあるんですけど、
本そっちのけでハンモックチェアを「いいなー欲しいなー」と買うのか買わんのか
わからんのに、熱心に検索してしまったりっていうような体たらくだからこれは
もう何をかいわんやですわ。
「何をかいわんや」って普段使わないっすね。リアル会話でそんな言葉使う人とは
友達になれそうにはないですね。
たぶん、ソイツは上から目線な奴に違いない。完全に偏見ですけど。
で、そんなことではイカン。楽しい年末年始を迎えるため、最低でも10冊は無いと....
ってなことで、とりあえずブックオフ行ったり。自分の中では、ブックオフはゴミ
みたいな一瞬流行っただけの本が大量に売りに出されてたりっていう感覚が強いんです
けど、たまにとんでもない超珍本というか、レアものがあったりするから、定期的に
捜査せずにはいられない。
まあそんな本は僕以外誰も相手にしないような本なので、売れてしまう心配は無い
ため、見つけ次第ソッコーで押収する必要は無いのだが、あまりにも売れないと
入れ替えられてどこか彼方へ....ってこともあり得るかもしれない。
ただ、こうも思うのだ。こんなとんでもなく偏った(たいてい怪しいオカルト系
なんですが)本を買う人間が自分以外に存在するんだ.....。また、どうして手放した
んだろうか.....。もしかして何か勘違いして「なにこれ.....」ってことですぐに売っぱ
らったのかもしれない.....。奥付見るとだいたい初版だし。
ジャケ買いしてしまったのかな....とか。
ブックオフでは宝島社文庫あたりの、ぜったいこれウソだろってなことが書いてある
ような本を何冊か買い込んだりしました。
ライトな本も欲しいのだ。じっくり数日、ヘタすると数か月かけて読み終えたいヘヴィ
な本と、もうホントに読み飛ばす勢いで30分かからず読了っていう本の2種類欲しいん
すね。
本も音楽と一緒で、わりといいヘッドフォンでじっくり音の粒立ちがどうだとか、
きっちり正座して対峙する音と、なんぞベッドに横たわって、アレクサあたりから
ゆる~くチルって聴く音楽があったりするのと同じで、ちょっと読む姿勢の違いが
あったりするのだ。さすがに正座は実際にはしませんけど。
気持ち的な意味でってことで。もちろん宝島社より沢木耕太郎のほうが高尚で格調
高いって言うてるわけでは無いんですけど。いや、言ってるか。すまん宝島社。
まあ宝島社文庫も正座されて読まれちゃ居心地悪かろうて。
いこごちって書き込んでも変換できんかったっす。「いごこち」っすね。ヤバいなあ。
そんなわけで数冊は押さえた、ト。
が、しかしっ、オフって帰宅したとたん読み出したり、アマゾンの包装ダンボを
ベリベリと開けだしたりと、結局、年末に読む本の残高がいっこうに増えないのだ。
僕は、本の片付けをしようとして、途中で読み出してしまい、ぜんぜん進まない人に
分類されるのだった。
これはもう根本的にダメかもしれんすね。
年末の物流に無駄な負荷を掛けてしまいそうで大変申し訳ない......。