対自核

セラピーの一環としての自分語り

華麗なる例え

 例えば・・・・の例えである。

 

 その昔読んだ本で、作家の村松友視が、「なにか三流旅館の一番見晴らしの良い部屋

から、一流旅館の見晴らしの悪い部屋に移るみたいでちょっと哀しい」みたいなことを

言っているのを見た。

 

例え方がカッコええ、と思いましたね。たしか、故A猪木さんが、「プロレスに市民権

を」みたいなことを言ってることについて少し提言、ってな流れだったと記憶してるん

ですが、やっぱ作家っていう人種は凄いなと。

 

 さて、僕は例えがめっちゃくちゃ下手なのだ。話の流れが分断されて、結局何が

言いたかったのか自分でもよく分からなくなることがあるくらいっす。

こういうのは普段から語彙を鍛えておくというか、ある程度準備っつーか温めておかな

いと出てこんですわな。

あと、なるほど!と思わせる説得力ですか。誰が聞いても「あー言われてみれば確か

に!」と言わせる強力さが欲しい。

 

よくあるパターンで、「それを〇〇業界で例えて?」とかあったりしますけど、

そういうのとはなんか違うんだよなあ。

 

こういうのはやっぱセンスなんですかねえ.......。