対自核

セラピーの一環としての自分語り

温泉に行きたい

 温泉に行きたい。どこでもいい。いや、どこでもいいってわけでもない。

どっちなんだ。

 

温泉というより温泉街が好きだ。知らない土地で、意味もなく土産物屋に入ったり、

お茶したりするのが好きだ。時間もゆったり流れている気がする。

 

 

 今までいろいろな温泉に行ったが、個人的に良かったところと言えば、結局、有名

どころになってしまうのは、泉質がどうとかというより、情緒あふれる温泉街が好き

すぎるからなのだろう。

 

草津に登別、修善寺温泉。どれも良かった。登別はグランドホテルみたいなところ

だったので、ちょっと違うかもしれないが、これがとんでもなくデカいお風呂だった。

超デカいスーパー銭湯みたいな構成になっていた。

 

脱衣所で数人の同行者と分かれ、すべての湯を廻ったのだが、一回も同行者と顔を合わ

せることがなかった。

一応、順路みたいなものがあって、露天があったり、半身浴があったりとバリエーショ

ン豊かでなかなかおもしろい。次の湯に行く通路に湯が満たされており、そこに人が

浸かっているという、よくわからないシチュエーションもあった。

通路で人が湯に浸かっている。「すません、ちょっと通ります。」と言いつつ、

いや.....ここ通路だよなあ....と思いながら通過する。なんなんだこれ。

 

やはり人気は露天風呂なのだが、真冬に行ったものだから、とんでもないことになっ

ってしまった。

 

真冬の北海道を舐めていた。とんでもなく寒い。寒いというか全裸では痛い。

そこで、イカイカン、ということで湯に浸かる。熱い。湯が熱すぎる。いったい

何℃あるんだ。すぐに立ち上がる。寒い。とんでもなく寒い。いったい何℃......。

これの繰り返し。整ってしまうのではないかと思った。

 

 その他の温泉もいろいろと特色があってまた行ってみたいところが多い。

稲取温泉は海の幸がおいしかった。道後温泉の若干アダルトな混沌もおもしろかった。

 

 青森の薬研温泉では、19時から部屋で夕食だったのだが、22時にご飯が出てくると

いうよくわかんない事態もあった。仲居さんに「ぜったい忘れてたでしょ?」と聞いた

のだが、「いえ、こういうものなので....」と絶対に認めない。本当なのか。

いや、夜10時に〆のご飯っておかしくないか。食べ終わったらすぐ持ってきてねって

言っていたのに。しかし仲居さんがとんでもなく可愛いから許した。

そっすか。まあそういうこともあるわな。旅先の温泉で怒っても仕方ないのだ。

一緒に行った兄弟はバーで飲んでいたので呼び戻した。

二人で夜の10時にメシをモソモソと食った。

 

ところで、北関東の温泉にあまり行っていないことに気が付いた。鬼怒川とか行って

みたい。そして九州もまだ行っていない温泉がある。

 

温泉へ最近まったく行けていない。

温泉巡りはライフワークとして続けていきたいと思う。楽しみ。