対自核

セラピーの一環としての自分語り

運動不足

 すっかり油断していた。夕方から雨が降るとは思わなんだ。

駐車場から自宅の玄関にたどり着くまで、約100メートルある。たぶんそれくらい。

一応、予備の傘はクルマに積んであるのだが、妙に中途半端な降り方なので、走れば

イケるんじゃね?と思ったのがもう間違いだった。っていうか、何がイケるのかよく

わかんないですが。どうしたって濡れるだろ・・・。

 

しかし、疾しると決めたからにはそりゃ全力疾走ですわな。1秒たりとも濡れたくは

ないわけだし。100メートル革靴で全身全霊全力疾走。

 

 

去年までは完走できたんだけどなあ。あと十メートルくらいで突如脚が止まる。

いや、止まるんじゃねえぞ・・・走れ疾しれよ俺の脚。ダメす。動きません。

 

まっ、セリヌンティウスが待ってるわけでもなく、長距離ランナーの孤独よろしく

何か意図があるわけでもないんですが、言うこと聞いてくれない。

単に疲れちゃってるんだけなんですけどね。

 

悲しいなあ。

魔法日記(2024.02.16)

 眠れない。どうしても眠れなくなる時期が定期的にやってくる。

もう何年もこのもどかしい状態とつきあっている。ムリに寝ようとするからダメなん

じゃない?みたいな初心者的な状態はとうの昔に通り過ぎた。

 

眠れない。しかし寝ないと明日困る。ではどうするのか。そこでドーピングの出番

なのだ。おクスリの話ばっかりして申し訳ない。

 

 睡眠導入剤は、おもしろい。 ・・・などと書いたりすると怒られるんだろうな。

 

普通、睡眠に至るまでには、

①なんか眠たくなってきたんじゃね?

②うーん・・・ちょっと眠いね

③あーこれは・・・限界だあ・・・

④スヤァ.....

みたいなプロセスを踏むと思う。ゆるやかに移行するようなカンジで。

 

 

が、しかし。最終手段の錠剤の効能はまったく違うのだ。言うなれば気絶に近い。

近いというかほとんど気絶。

①飲む

②突然、気絶

この2プロセスしかない。個人差があるため、そうじゃない人もいるかもしれないが。

 

たとえば、飲んで、「本でも読むかあ」と手に取ったところでどうも寝てしまって

いたりする。照明はもちろん付けたまま。手に本を持ったまま。

 

つまり、100からいきなりゼロになるのだ。毎回スゴイなと思いますね。

ほとんど魔法ですよ。

 

以上、単に現象に対する僕のお気持ち表明なので、眠剤をことさら称えたり、ましてや

おススメするつもりは毛頭無いので念のため。

 

まっ、飲んでも途中で起きちゃうしね。睡眠に導かれることはあっても、朝までぐっす

りは保証されてはいないのだ。

 

ほかにも「あなたは昼までお口がにがーくなーる」の魔法とかありますけど、あんまり

いいことないっすよ。何食ってもマジで苦いし。

日記(2024.02.15)

 何もこころ動くもの無く、淡々と時間が過ぎていく。

最近はどうも惰性で生きているような感覚がある。つまんないとも思わないし、

時間が無駄になってもったいないとも思わない。何も思わない。不安もない。

 

安定剤というものは実に便利なもので、気持ちがフラットになる。

無感動になってしまうのは良くないとは思う。が、楽なほうを選んでしまう。

というか、断薬すると離脱症状が出てしまうため飲み続けるしかないのだ。

減薬していって、いずれ断薬につなげていければいいのだが。

 

安定剤とは別に「やる気が出るクスリ」も飲んでいるのだが(おクスリの説明にそう

書いてあるのだ)、こちらはどうもあまり効果が無いみたいだ。

だってやる気出ないし。

あとは定期的にぜったいに眠れないという時期が来るので、眠剤を少し。

 

これがこの数年来の僕のドーピング事情なのだ。毎晩20~22時くらいに安定剤と

やる気が出るクスリ(自称)を飲む。毎日欠かさず飲む。

 

この前健康診断があったが、特に異常無しということなので大丈夫なんじゃないすか。

一番の弊害というか副作用は、記憶がヤバいということくらいか。

3日くらい前に打ち合わせしたことをもう忘れてしまっていたりする。

ただまあ、これは加齢のせいなのかもしれない。固有名詞出てこなくなったし。

社員の名前間違えるし。ヤバいな。これはボケたか。

 

よくトシいったオッサンが「アレがソレで」とか、何度指摘しても人の名前間違える

のを笑って見ていたもんだが、今まさに自分がそれじゃねーか。

 

いやこれは.....。マジで戦慄もんですわ。都合の悪いことだけ忘れるようにならんかな。

料理上手になりたい

 料理が上手くなりたい。

料理をするのは嫌いじゃない。そう自分では思っている。

スーパーへ食材を買い出しに行くのも大好きだ。必ず相方についていく。

独りで行くと不必要なものまで買い込むので、一緒に行かないと危険なのだ。

 

では、どんな料理ができるのかと言えば、よく考えるまでも無くあまりない。

タマゴ炒飯にカレー、あとなんだ.....まあそんなもんくらいしかないことに今更ながら

戦慄を覚える。何もできやしないのと変わらない。

 

 若い頃、10代も後半に入るころには、肉を炒めてなにかそれっぽい食い物を作った

りするくらいはできた。親父がけっこう厨房に立つ人だったので、「男子厨房に入る

なかれ」などといった古臭い概念に囚われる環境ではなかった。

 

 高校を出て就職し、独り暮らしをはじめる同級生がいたりすると、遊びに行き、

たまには泊ったりする。そんな時に、外食ではなく、近所のシブい市場にでかけて、

食材を買い、夕食を作ったりしていた。何を作るかといえば、やはり、肉を炒めた

それっぽいものなんだが。だってそれしかできなかったから、当然そうなるのだ。

 

それでも、料理をするという魔法のようなことなど、一切したことがなかった野郎

たちばかりだったから、「え?メシ作れんの?スゲー」とか言われた。

今考えるとものすごいマヌケなことだが、まあ当時のガキなんてそんなもんだった。

 

で、数十年経った今、どれくらい進歩したかといえば、最初に述べさせていただいた

とおり、まるで進歩していない。いや、加工したりするのは好きなのだ。炒めたり、

スパイスを加えて、若干のコクを出したりとか、そういう小細工は大好きなのだ。

 

そこで、自分に足りないスキルはなんだろう、と突き詰めていったところ、出た結論

は、「俺は包丁が苦手だ」ということだった。

「刃物は.....よくない..... 」 などという考えは無いんだけど、何回か手を切ってトラウマ

になってるのかもしれない。あと、僕の場合は刃物ではなくて、段取りが良くない.....。

 

 一時は「料理教室に通うか?!」と企てたりもしたが、どうしても、若い女性の中、

ひとりオッサンが混じっている絵面が浮かんでしまうため、断念した経緯がある。

まあ実際はそんなことないのかもしれないんすけど。

 

 アマゾンあたり見ると、食材放り込んでおけばなんとかなる、みたいな便利調理

家電があったりするが、やはり自力で成し遂げたい。きっちりエプロンもして。

後ろでヒモ結ぶのすごい苦手だけど。

 

そんなわけで、趣味レベルで教えてくれるところがどこかにないか目下捜索中です。

 

クール日記(2024.02.07)

 朝からおクスリをもらいにビョーインに行く。外は寒いぞ。

 

クリニックでの会話。

「ここんとこ、どうですか?」

「まあ・・・特には」

「では前回と同じの出しておきます」

「了解っす」

 

30秒で終わる。診察室に入らないと処方してもらえんので仕方ないんだけど、あいかわ

らず実りのない時間だな、と。そのあと薬局で15分ほど待っておクスリを入手する。

なにか時間的に逆転してる気がしないでもない。おクスリもらう際に、薬剤師から

「最近はお変わりありませんか?」とか「よく眠れてますか?」などと質疑応答が

ある。「この眠剤飲んでるから眠れてますね」、とか不毛な会話。

しかし、どっちがクリニックなのか、もうわかんねーな。そんなことより早くおクスリ

くれよ、といつも思うんですが、まあそういうもんなら仕方ないすわな。

 

 その後、モーニング食いにサ店に行くが、ジィさんバァさんが大量にお店の外に

まであふれていて、秒で車に戻る。仕方ないので他の店に行く。個人的にはトーストに

は小倉と決まっているので、何種類かある中から注文する。ゆでたまご付き。

 

タダでサービス受けておいてこんなこと言うのは申し訳ないが、タマゴトーストを選ぶ

と、ゆでたまごがついてこない仕様はどうなんすか。タマゴ大好き野郎の僕としては

Wタマゴは相当熱いものがあると思うんですが。

 

 喉がおかしい。のど飴を薬局で買う。浅田飴。おなじみのクールとニッキ以外にも

「パッション」なんてあるんすね。知らんかったっす。タイトル回収。

 

浅田飴HPの「よくある質問」に、” 1回に2錠又は3錠は、どのように舐めたらよいです

か " というのがあって、その回答として、” 1錠ずつ舐めてください ” とある。

どんな質問なんだ。あとこの回答は「いっぺんに口に入れるな!」ってことでええんす

かねえ。

一度に3錠突っ込む派の我は邪道なのか.....。

 

 

趣味について当たり前な話をそれっぽく

 僕は一度に複数のことをしないタイプなのだ。特に趣味に対してはそう。

けっこういろんなことに首を突っ込んできたと自負をしているんだけど、どの趣味も

「今これが面白い!」となれば、ずっとそればっかりやっているし、どんどん深堀り

していき、お金もかけてしまう。広く浅く、ではなく、狭く深く。

単に並列処理ができないポンコツなだけかもしれないけど。

 

その結果、趣味のことしか脳みそを使ってないため、かなりの知識量と経験値が

溜まっていくのだが、ある日、突然他のことに熱中しだしたりする。

熱しやすく醒めやすいのかもしれない。

ただ、そこで完全に止めてしまうわけではなく、たまに思い出したように、たとえば

釣りだったりアナログレコードを漁ったりする。旅行にも行く。

 

そこで現在はどうかと言うと、クルマを適度にいじったり、本をずっと読んでたりする

ことが多い。お金のかかり具合から、後者の比率が高い....というか、クルマは普段の

移動手段でもあるので、もう趣味とは言えないかもしれない。熱量も以前ほど高く

ないので、ほぼ読書がメイン趣味となっている。ただ、ガラ空きの深夜の高速をトバ...

いやなんでもないす。

 

 

 動画全盛の今の時代において、質量を伴う紙の本を購入し読むという行為は、ある

意味贅沢なのかもしれない。実際、本の値段もかなり上がったしね。

音楽もそう。デジタル音源をダウンロードしたり、サブスクでいろいろ流したりって

いうスタイルがすっかり普通になった今、アナログレコードをB面を聴くために手で

ひっくり返すという行為が楽しかったりする。

 

もちろん動画もやたら見るし、Spotifyだって隙あらば流してたりする。

しかし、それとは別にいちいち時間と手間をかける行為が楽しいのだ。

そこだけ特別な時間を過ごしている感がものすごくある。

 

趣味にタイパは存在しない。動画を倍速で見たりしてる人がいるが、確認作業でしか

ないと思う。否定するわけじゃないけどね。

趣味は楽しければ成立するわけだから。

でも僕にはあまり理解できないね。それって楽しさ半減でしょ。

いや.....やはりこれは単に処理能力の欠如なのかな。

 

 

日記(2024.02.01)

 今日から2月。昼間とても暖かかったのが、夕方いきなり寒い。やめてください。

 

さて、昨日買った文庫本、なんか装丁、見覚えあるなあ.....と感じてたんですが、

フと本棚見たら、ハードカバーでもう持ってた。

 

その昔、同じCDを買ってしまって以来の失敗。マヌケすぎて笑ってしまった。

 

文庫本には、タイトルを変えて違う出版社から同じ内容の本が出る、といった変則的

な仕業がたまにあったりします。

が、たいていパラっと読めば、ああ、これ読んだな、と分かるもんなんですが。

今回、別にそんなトラップも無く、装丁も同じ、作者も同じ(当たり前か)なのに、

なぜか分からんかったっすね。ホントなんでだろう。

 

 

 

 2月に入ったし、そろそろ新しいシロノワールが俺を待ってるだろう、と何も調べず

コメダへ行く。

2月2日から「シロノワール ショコラパッション」堂々登場とのこと。

ああ.....やってしまった。